第107回日本陸上競技選手権大会が2023年6月1日から4日にかけて開催され、出場選手たちは大きな注目を集めていますね。
そこで今回は注目選手の一人サニブラウン・アブデル・ハキーム選手の現在について調べてみました。
サニブラウンの現在(2023年)
サニブラウン選手は、現在2020年夏に通っていたフロリダ大学を休学し、タンブルウィードTCに所属することを選択し活動されています。
2019年には全米学生選手権で9秒97の日本新記録を樹立し、日本選手権では100mと200mを制覇し、世界選手権でも100mで準決勝進出し、4×100mリレーでは銅メダルを獲得するなど、驚異的な成績を収めました。
このような実績を持つ彼が練習環境を変えることになったのは意外でしたが、それはアメリカでのプロ選手たちの影響があったようです。
大学では全米学生選手権で結果を出すことが1番の目標で他の大会は少し疎かになりがたち風潮にあったこと、ドーハの世界選手権の結果に満足できなかったことから大学での環境にいるとトップ選手には追いつけないと思い休学を選択されました。
休学に関しては大学でのほとんどの授業がオンラインになっていたため、いつでも戻ることができる状況で卒業を目指すよりも、プロアスリートとしての活動を優先したいというのも理由の1つでした。
サニブラウン選手のプロとしての熱意が伝わってきますよね!
アスリートは活躍できる期間が限られているので是非頑張ってほしいところです!
サニブラウン選手といえば2021年の東京オリンピックでは腰のヘルニアに苦しみ思うような結果が出ませんでしたが、2022年の年明けには自分の走りが出来るようになり、現在は回復されているとのことでした。
サニブラウンの2023年の成績
2023年での活動は初戦を10秒13(+2.3)を記録されており、4月28日、29日に米国・フロリダ州ジャクソンビルで行われた「UNFイーストコーストリレー」の男子100mに出場した際には10秒16(+2.9)の組4着を記録されています。
第107回日本陸上競技選手権大会100mにも出場することが明らかになっているので活躍が期待されます。
2023年8月ハンガリー・ブタペストで開催される世界陸上での活躍が期待されますが、日本選手権での内定をもらうためには参加標準記録10秒00をマークするか、決勝を3位内で終えれば即時内定ということで今回の日本選手権の記録には注目したいところです。
サニブラウンの年収
トップアスリートで今後が期待されているサニブラウン選手ですが、年収はどのくらいなのか?気になるところですよね。
プロ陸上選手の推定年収は1000〜2000万円、実業団陸上選手の推定年収は700〜800万円と言われており、主にスポンサーの契約金などで変わってきます。
他のスポーツに比べると少ないと感じるかもしれませんが、これは大きな大会が開催される機会が少ないためと言われています。
サニブラウン選手はまだベスト記録が7位ですが、プーマとスポンサー契約を結んでいることから年収は1000万から数億円程度であることが考えられます。
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プーマは一流選手とスポンサー契約をたくさん結んでおり、サッカーのネイマール選手と契約した際には正式な金額は公表されていませんが、推定約31億円と海外では報じられています。
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また同じ陸上競技ではウサイン・ボルト選手が過去にプーマとの契約で毎年1年あたり900万ドル(約8億9000万円)のスポンサー料を得ていたとも報じられています。
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そんなプーマと契約をしていることを考えると年収は高めであることが考えられます。
ただし上記の金額は世界的に活躍しているトップ中のトップの金額なのでサニブラウン選手はまだメダルを獲得しておらず、ベストが7位という成績を考えると、数千万から数億円程度であることが考えられます。
サニブラウン・アブデル・ハキームの両親について
サニブラウン選手は福岡県北九州市の出身でガーナ人の父と日本人の母の間に生まれました。
「サニブラウン」が戸籍では姓で「アブデル・ハキーム」が名前になります。
一体どんなご両親だったのかそれぞれご紹介していきたいと思います。
サニブラウン・アブデル・ハキームの母
アブデル・ハキーム選手のお母さんはサニブラウン・明子さんという方でご自身は陸上経験があります。
高校は福岡県立宗像高等学校に通われており、現役時代は100mと100mハードルでインターハイ出場経験がある凄いお母さんでした。
息子さんがトップスプリンターだったのはお母さんの血筋が影響してそうですね!
幼少期はサッカーをしていたアブデル・ハキーム選手でしたが、お母さんの勧めで陸上に転向されています。
世界7位という結果を出していることからお母さんの先見の明は正しかったと言えますね!
サニブラウン・アブデル・ハキームの父
お父さんはガーナ人でラティフ・サニブラウンさんという方でサッカー経験者ということが判明しています。
アブデル・ハキーム選手や弟さんはサッカーをしていたのはお父さんの影響から来ています。
アブデル・ハキーム選手は身長190cmと恵まれた体格をしていますが、お父さんの影響が強そうですね!
お父さんは東京のスポーツバーを経営されているという情報がありました。
サニブラウンのwiki風プロフィール
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- 名前:サニブラウン・アブデル・ハキーム
- 生年月日:1999年3月6日
- 出身:福岡県
- 所属 :タンブルウィードTC
サニブラウン選手は城西大学附属城西中学校・高等学校を卒業されており、その後フロリダ大学に進学されていました。
高校時代は2年生の時に世界ユース選手権男子100mで10秒28を出しており、当時高校歴代5位の記録しています。
男子200mで出した20秒34は当時日本歴代8位、日本高校記録をマークされています。
翌2016年5月、高校3年生の時にダイヤモンドリーグ上海大会男子100mで高校歴代2位の10秒22を記録しているトップ選手の一人です。
フロリダ大学に進学をされていましたが、現在は休学しておりタンブルウィードTCに所属し活動されています。
サニブラウンについてのネットの反応
サニブラウン選手は2023年も記録更新が期待されており、多くの方から応援されている印象でした。
ガーナとのハーフなのね
八村塁といいサニブラウンといい黒人の血は偉大なので期待したい— 赤鬼左衛門🔴😈 (@akaoniUnited) March 15, 2023
サニブラウン君トップ昇格待ってるぞ
— ハルアキ@30th (@japangenia) May 28, 2023
やっぱサニブラウン今期も調子いいな
2本とも参考とはいえ1台揃えてるし
橋岡も8m11でシーズンインは今季期待だね
日本記録更新して欲しいな https://t.co/SkF6gR3L96— mill (@AoNN4wI8k9XkBzd) May 1, 2023
まとめ サニブラウンの現在や年収を調査!両親の国籍についても!【世界陸上】
今回は陸上男子100mのサニブラウン選手の現在や年収などについて調べてみました。
サニブラウン選手は2021年に心配されていたヘルニアも回復し、2023年6月1日から開催される第107回日本陸上競技選手権大会にも出場予定なので活躍が期待されます。
現在24歳とまだまだ若いのでこれからの活躍に注目です!